入居審査に収入証明はいらない?入居審査の基本も解説

希望条件に合う賃貸物件を見つけたものの、入居審査で提出を求められる収入証明書類がどうしても用意できずにお困りではありませんか。
転職活動中や個人事業主の方など、事情により給与明細や源泉徴収票が手元になく、このままでは希望するお部屋を借りられないのではないかと不安を抱える方は少なくありません。
本記事では、そもそもなぜ入居審査に収入証明が必要とされるのかという理由や、書類がいらない物件の実情、そして十分な証明書が手元にない場合の具体的な対処法について解説します。
お部屋探しの審査に不安を感じている方は、ぜひご参考になさってくださいね。
▼ 収入証明なしでも借りられるか確認する ▼
お問い合わせ
入居審査に必要な収入証明とは?

入居審査では主に、家賃の支払い能力を確認するために、収入証明書類の提出が求められます。
まずは、なぜ収入証明が必要なのかという理由と、属性別の具体的な必要書類について解説していきます。
家賃の支払い能力を確認
収入証明は、入居希望者が家賃を継続して支払えるかどうかを、大家さんや管理会社が客観的に判断するための重要な資料です。
賃貸借契約は長期間続くことが多いため、現在の貯蓄だけでなく、今後も安定した収入を得られるかが確認されるでしょう。
また、無理なく支払える家賃は、手取り月収の3分の1から4分の1程度までが一般的な目安とされています。
家賃債務保証会社を利用する場合も、申告した勤務先や年収に間違いがないか、提出書類を通じて確認されることがあります。
そのため、勤務先や雇用形態を正確に申告し、書類の内容と一致させておくことが、審査を円滑に進めるうえで大切でしょう。
会社員・公務員の必要書類
会社員や公務員の場合は、1年間の給与総額や所得税額が記載された源泉徴収票を提出するのが一般的です。
勤務先が発行する正式な書類であるため、継続的な収入を確認する資料として利用されることが多いでしょう。
ただし、転職直後や新卒入社で源泉徴収票がない場合は、直近数か月分の給与明細で代用できるケースがあります。
給与明細もまだ用意できなければ、採用内定通知書や雇用条件通知書によって、入社後の給与額や見込み年収を示す方法も考えられます。
また、電子明細を提出するときは、勤務先名や対象月、支給額、基本給などが確認できる正式なデータを準備しておくとより安心でしょう。
個人事業主等の必要書類
個人事業主やフリーランスの場合は、前年の事業収入や所得額を確認できる確定申告書の控えが、主な収入証明となります。
審査では売上額だけでなく、必要経費を差し引いたあとの所得金額が、家賃の支払い能力を判断する大切な材料になるでしょう。
また、確定申告書にくわえて、納税証明書や住民税課税証明書など、公的機関が発行する資料を求められる場合もあります。
電子申告をしている方は、受信通知など申告した事実を確認できる資料もあわせて準備しておくとスムーズです。
さらに、業歴が短い場合や収入の変動が大きい場合は、複数年分の資料があると、事業の継続性を伝えやすくなるでしょう。
▼この記事も読まれています
賃貸物件の水道のメーターには種類がある?違いと仕組み・交換義務も解説!
▼ 必要な収入証明を確認してみませんか? ▼
お問い合わせ
収入証明が不要な賃貸物件は存在するのか?

前章では、入居審査における収入証明の必要性について述べましたが、書類を用意できず心配される方もいるでしょう。
ここでは、収入証明がいらない物件は本当にあるのかという実情と、比較的審査が柔軟な事例について解説します。
完全不要な物件はほぼ皆無
一般的な賃貸物件では、収入証明の提出を求められることが多いものの、物件や審査方法によっては不要なケースもあります。
賃貸借契約は長期間にわたるため、大家さんや管理会社は、入居前に家賃を支払い続けられるか確認する必要があるでしょう。
ただし、求職中などで通常の収入証明を用意できなくても、別の資料によって審査を受けられる場合があります。
たとえば就職先が決まっていれば内定通知書を提示し、現在の預貯金に余裕があれば残高証明書を提出する方法も考えられます。
そのため、書類不要の物件だけを探すのではなく、代わりに何を提出できるかを事前に不動産会社へ相談しておくことが大切です。
親族の収入で審査する事例
学生向けの物件などでは、入居する本人に十分な収入がないことを前提に、親族の収入をもとに審査する場合があります。
この場合は親などが契約者や連帯保証人となり、源泉徴収票や課税証明書を提出して、家賃の支払い能力を示すことになるでしょう。
つまり、入居者本人の収入証明が不要になることはあっても、収入に関する確認そのものがなくなるとは限りません。
また、契約者と実際の入居者が異なる場合は、それぞれの本人確認書類や続柄を確認できる資料が必要になることもあります。
そのため、申し込み前に誰を契約者とするのか整理し、親族にも必要書類を早めに準備してもらうと手続きが進めやすいでしょう。
審査基準が柔軟なケース
築年数が経過した物件や空室期間が長い物件などでは、募集状況に応じて審査基準が比較的柔軟になる場合があります。
たとえば、アルバイトやパートで働く方でも、現在の収入やこれまでの支払い実績などを踏まえて判断してもらえることがあるでしょう。
ただし、審査が柔軟であることと、収入証明がまったく不要であることは、同じ意味ではありません。
また、求められる収入水準が比較的低い場合でも、その条件を満たしているか確認するため、何らかの書類提出を求められる可能性があります。
したがって、ご自身の状況を申し込み前に不動産会社へ伝え、利用できる物件と必要書類を確認しておくことが重要でしょう。
▼この記事も読まれています
賃貸物件でおすすめの空室対策とは?都市ガスへの変更手続きをご紹介!
▼ 代わりの書類を確認してみませんか? ▼
お問い合わせ
十分な収入証明がない場合の対処法と審査対策

ここまで、収入証明なしで借りられる物件は極めて少ないことを解説しましたが、別の対策をおさえておくことも重要です。
最後に、収入証明書の代わりとなる手段や、審査を通過するための契約上の工夫について解説していきます。
貯蓄を示す預貯金審査
現在の収入を示す書類が用意しにくい場合は、十分な貯蓄を提示して支払い能力を確認してもらう、預貯金審査を利用できることがあります。
これは継続的な給与収入の代わりに、口座残高から当面の家賃や生活費を支払える余力があるかを判断してもらう方法です。
たとえば、月額家賃の1年から2年分程度の残高が目安になる場合もありますが、必要額は物件ごとに異なるでしょう。
また、提出資料には金融機関の残高証明書や、最新の記帳内容が確認できる預貯金通帳の写しなどが用いられます。
ただし、すべての物件で対応しているわけではないため、申し込み前に不動産会社へ利用できるか確認しておくと安心です。
代理契約と連帯保証人
ご本人名義で入居審査を進めるのが難しい場合は、安定した収入がある親族に契約者となってもらう代理契約を検討できます。
代理契約では、実際に住む方とは別の親族などが契約者となり、契約上の家賃支払い義務を負うことになるでしょう。
また、物件によっては代理契約ではなく、安定収入のある親族を連帯保証人として立てる方法が認められる場合もあります。
審査では、契約者や連帯保証人の収入証明、在職情報、入居者との関係を確認できる書類などが必要になることがあります。
そのため、利用できる契約方法や親族の範囲は物件ごとに異なる点を踏まえ、不動産会社へ早めに相談しておくことが大切です。
家賃の前払いで信用を高める
収入証明が十分に用意できなくても貯蓄に余裕がある場合は、数か月分の家賃を前払いする方法を相談できることがあります。
将来支払う家賃を契約時に先払いすることで、当面の家賃が確保されていることを示し、審査の判断材料としてもらえる可能性があるでしょう。
ただし、家賃の前払いに対応しているかどうかは、大家さんや管理会社の方針によって異なります。
また、途中で退去する場合には精算方法や返金条件の確認が必要になるため、契約前に支払期間や取り扱いを明確にしておくことが重要です。
そのため、預貯金審査や代理契約などほかの方法も含め、ご自身が利用できる対策を不動産会社と相談しながら選ぶと良いでしょう。
▼この記事も読まれています
賃貸物件で必要な洗濯機の排水トラップとは?取り付け方法を解説
▼ 貯蓄での審査を相談してみませんか? ▼
お問い合わせ
まとめ
入居審査では家賃の継続的な支払い能力を確認するため、会社員は源泉徴収票、個人事業主は確定申告書といった収入証明書の提出を求められるのが一般的です。
収入証明が不要な賃貸物件は多くありませんが、親族の収入で審査を受ける事例や、収入証明を提出せずに審査を受けられる物件もあります。
十分な収入証明が用意できない場合は、残高を示す預貯金審査や親族による代理契約、家賃の前払いといった対策を組み合わせると良いでしょう。
▼ 収入証明なしで借りられるか確認する ▼
お問い合わせ

株式会社エムズ
札幌市に根ざした長年の経験を活かし、迅速かつ誠実な賃貸管理サービスを提供しています。
アパマンショップ加盟店としての豊富な経験と、累計35,000件を超える仲介実績を基盤に、オーナー様の大切な資産価値を最大化するサポートをご提供します。
入居率96.1%という高い実績は、私たちがオーナー様そして入居者様双方から寄せられる信頼の証です。
■強み
・札幌市で20年以上にわたり賃貸管理に従事
・累計35,000件超の賃貸仲介実績
・家賃回収率99.9%、入居率96.1%、平均入居期間6年1ヶ月という高水準の管理体制
■事業
・賃貸物件の管理・運営
・不動産の売買・賃貸仲介
・貸事務所・貸倉庫の仲介