インターネット無料物件は空室対策になる?回線の種類も解説

インターネット無料物件は空室対策になる?回線の種類も解説

空室対策としてインターネット無料の導入を考えていても、本当に入居促進につながるのか、費用に見合う効果があるのかと迷っていませんか。
近年は入居者が無料インターネットを重視する傾向が強まっており、対応が遅れると近隣物件との比較で選ばれにくくなるおそれがあります。
本記事では、空室対策としてインターネット無料設備が求められる背景や回線方式ごとの特徴、導入コストと入居者満足度を高めるポイントについて解説します。
賃貸物件の競争力を高めたい方や、空室を減らす設備投資を検討している方は、ぜひご参考になさってくださいね。

空室対策にインターネット無料が必要な理由

空室対策にインターネット無料が必要な理由

空室対策を成功させるために押さえるべきポイントには、主に入居者の最新の設備ニーズがあります。
まずは、インターネット無料の設備が求められる背景について、解説していきます。

インターネット無料の設備の人気

賃貸物件では、インターネット無料の設備が、入居者に選ばれやすい条件の1つになっています。
理由としては、募集時にアピールしやすく、物件を比較する際のわかりやすい判断材料になりやすいためです。
単身者向けでは人気設備ランキングの上位に入ることが多く、家賃がやや高めでも検討されやすい傾向があります。
また、この傾向はファミリー向け物件でも見られ、世帯構成に関わらず通信環境が重視されています。
近年は、在宅勤務やオンライン授業にくわえ、動画視聴やゲームの利用も広がり、通信速度や安定性を求める声も増えてきました。
そのため、インターネット環境は今や生活に欠かせない設備として、入居検討の早い段階から見られやすくなっています。

築古物件での差別化

築年数が経過した物件では、インターネット無料設備がまだ導入されていないケースが多く見られます。
そのため、築古物件で先に導入すると、似た条件の競合物件との差を出しやすくなります。
導入済みであれば検索結果に残りやすくなり、問い合わせや内見につながる可能性も高まるでしょう。
また、立地や家賃にくわえて、毎月の通信費を抑えやすい点も、入居希望者に伝えやすくなります。
築古物件でも、手頃な賃料に便利な通信環境を組み合わせることで、物件の印象を整えやすくなります。

成約率と空室率の改善

インターネット無料設備の導入によって、空室率が30%~5%まで改善した事例もあります。
入居者にとっては、月々4,000円~5,000円ほどの通信費を抑えられる点が魅力です。
また、開通工事の手配や立ち会いが不要になり、入居したその日から使える利便性も評価されやすいでしょう。
そのため、家賃が相場より1,000円~2,000円高くても、負担感を抑えやすい物件として受け取られやすくなります。
さらに、仲介会社も案内時に特徴を伝えやすくなるため、内見数や問い合わせ数の増加にもつながりやすくなります。

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導入前に知っておきたい回線の種類と特徴

導入前に知っておきたい回線の種類と特徴

前章では、インターネット無料設備の高い需要について述べましたが、実際の導入となるとどの回線を選ぶべきか迷いますよね。
ここでは、導入前におさえておきたい、回線の種類とそれぞれの特徴について解説します。

光回線の速度とコスト

光回線は、通信速度と安定性を重視したい物件で選ばれやすい方式です。
契約形態には、入居者ごとに契約する「個別契約型」と、建物全体で契約する「一括導入型」があります。
個別契約型は、オーナーの継続的な費用負担を抑えやすい点が特徴です。
一方で、一括導入型は入居後すぐに使える環境を整えやすく、募集時にも訴求しやすいでしょう。
ただし、建物の配線状況や戸数によって、初期費用や月額費用が変わりやすいため注意が必要です。
そのため、光回線を導入する際は、通信品質と費用のバランスを見ながら方式を選ぶことが大切です。

既存設備活用の比較

既存設備を活用してインターネットを導入する方法は、追加工事を抑えやすい点が魅力です。
代表的な方式には、建物内の配線を使う「有線方式」や、電話回線を利用する「VDSL方式」があります。
これらは初期費用を抑えやすい一方で、利用が集中する時間帯には速度が落ちる場合があります。
とくに、動画視聴やウェブ会議の利用が多い物件では、通信の遅さが不満につながることもあるでしょう。
その一方で、空室が出たタイミングに合わせて段階的に整備しやすい点は、取り入れやすい特徴です。
そのため、既存設備を活用する際は、現在の配線状況や戸数に合った方式かどうかを、確認して選ぶことが大切です。

共用Wi-Fiの注意点

共用Wi-Fi方式は、無線設備を設置して、各部屋に通信を届ける導入しやすい方法です。
小規模物件では初期費用を抑えやすい一方で、建物の条件によって使い勝手に差が出やすい面もあります。
とくに、壁の材質や間取りによって電波の届き方が変わるため、事前に各部屋で通信状況を確認しておくことが大切です。
通信が不安定な場所があると入居者の不満につながりやすいため、設置場所や台数は丁寧に決める必要があります。
また、入居時に接続方法や問い合わせ先をわかりやすく案内しておくと、入居後の対応も進めやすくなります。
そのため、共用Wi-Fiを導入する際は、費用だけでなく通信の安定性や運用のしやすさまで見ておくと良いでしょう。

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コスト管理と導入後に起こり得るデメリット

コスト管理と導入後に起こり得るデメリット

ここまで、各回線の特徴について解説しましたが、導入後の運用面についてもおさえておきましょう。
最後に、コスト管理と入居者満足度を下げないための対策について、解説していきます。

費用目安と家賃転嫁

インターネット無料化にかかる費用は、回線方式や戸数、既存配線の有無によって大きく変わります。
既存設備を活用する方式は初期費用を抑えやすく、各部屋まで光回線を引き込む方式は、通信品質を重視したい物件に向いています。
また、月額費用も契約内容や保守の範囲によって変わるため、導入前に全体の負担を整理しておくことが大切です。
家賃に反映させる場合は、周辺相場とのバランスを見ながら、入居者の通信費負担が減る点もあわせて伝えるようにしましょう。
さらに、初期費用だけで判断せず、将来の機器交換や保守費用まで見込んでおくと、資金計画を立てやすくなります。
費用を考える際は、目先の支出だけでなく、空室の減少や入居率の向上まで含めて検討することが重要です。

速度低下の対策方法

導入後に注意したいのは、利用が集中する時間帯に通信速度が落ち、入居者の満足度に影響が出ることです。
とくに夜間は、動画視聴やウェブ会議が重なりやすく、通信の遅さが住み心地の評価を下げる要因になりやすい傾向にあります。
そのため、速度低下に備えて、機器の増設や上位プランへの切り替えを検討できる体制を、整えておくことが大切です。
また、定期的に通信速度を確認しておくと、混雑しやすい時間帯の傾向をつかみやすく、今後の設備見直しにもつなげやすくなります。
入居者から相談があった際は、機器の不具合か回線の混雑かを切り分けながら対応すると、改善を進めやすくなります。

プロバイダ不満の解消

インターネット無料設備では、入居者が接続業者を自由に選べないことが多くあります。
そのため、不具合が起きた際に相談先がわかりやすいと、入居者の安心感につながりやすくなります。
接続業者を変更できない場合でも、問い合わせしやすいサポート体制があれば、不満を抑えやすくなるでしょう。
たとえば、入居時に接続方法の案内書を渡し、連絡先や受付時間をわかりやすく伝えておく方法があります。
また、追加料金で使える上位プランを用意しておくと、速度を重視する入居者の要望にも対応しやすくなります。

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まとめ

賃貸物件ではインターネット無料設備の需要が高く、築古物件でも差別化を図りながら空室改善を目指しやすくなります。
導入方式には光回線や既存設備の活用があり、建物の状況や予算に合う種類を選ぶことが大切です。
導入後は費用対効果を見極めつつ、速度低下への対応や案内体制を整えることで、入居者の満足度を保ちやすくなります。

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