アパートの外壁塗装の費用は?メリットやタイミングも解説

アパートの外壁塗装の費用は?メリットやタイミングも解説

所有するアパートの外壁塗装を検討するなかで、適正な費用の相場や最適な実施タイミングがわからずにお困りではありませんか。
外壁の小さな劣化を長期間放置してしまうと、大切な建物の資産価値や寿命を縮めるだけでなく、入居率の低下や空室の長期化を招く可能性があります。
本記事では、アパートの外壁塗装にかかる費用の目安や、入居率アップにつながるメリット、そして塗装が必要となる劣化のサインについて解説します。
賃貸物件の収益を安定させ、効果的なメンテナンス計画を立てたいとお悩みの方は、ぜひご参考になさってくださいね。

アパートの外壁塗装にかかる費用の目安

アパートの外壁塗装にかかる費用の目安

アパートの外壁塗装を検討する際、費用やメリットについて知っておくことが大切です。
まずは、外壁塗装にかかる費用の目安と、具体的な内訳について解説していきます。

延床面積別の費用相場

費用相場を見る際は、延床面積と階数をあわせて確認すると、全体の金額感をつかみやすくなります。
外壁塗装の費用目安は、延床30坪〜40坪で100万円〜150万円程度です。
延床50坪〜60坪になると、塗装面積や足場の規模が大きくなるため、150万円〜200万円以上を見込むケースもあります。
そのため、まずは延床面積ごとの相場を知っておくと、修繕計画を立てやすくなるでしょう。
また、屋根塗装をあわせておこなう場合は、状態や面積に応じて30万円〜60万円前後がくわわることがあります。
さらに、建物の形状が複雑な場合や前面道路が狭い立地では、搬入条件などによって費用が変わることもあります。

塗料別の単価と耐用年数

塗料選びは工事費用だけでなく、次の塗り替え時期にも関わる重要なポイントです。
塗料ごとに単価と耐用年数が異なるため、まずは違いを把握しておきましょう。
シリコン塗料は2,300円/㎡〜3,500円/㎡ほどで、耐用年数は10年〜15年程度が目安です。
フッ素塗料は3,500円/㎡〜5,000円/㎡ほど、無機塗料は4,000円/㎡〜6,000円以上が相場で、より長い耐用年数が期待されています。
費用と耐久性のバランスを重視する場合、シリコン塗料は選びやすい塗料と言えるでしょう。
一方で、長い目で見た維持管理も考えるのであれば、フッ素塗料や無機塗料も含めて比較しておくと、検討しやすくなります。

費用の内訳と計画のコツ

見積もり書を見る際は、塗料代や足場代だけでなく、下地補修や付帯部塗装の内容まで確認しておくことが大切です。
足場代は、全体費用の中でも大きな割合を占めやすいため、外壁と屋根を同時に施工すると費用をまとめやすくなります。
また、下地補修は塗装前の重要な工程で、ひび割れ補修や高圧洗浄がおこなわれているかも見ておきたいポイントです。
こうした工程が整っていると、塗料の性能が活かされやすくなり、仕上がりの安定にもつながります。
さらに、雨樋や破風板などの付帯部もあわせて整えると、建物全体の印象もすっきりしやすくなるでしょう。
予算を考える際は、追加補修の可能性もふまえて少し余裕を持たせておくと、あとから慌てずに進めやすくなります。

▼この記事も読まれています
賃貸経営で取り入れたい人気設備は?ファミリーに支持されやすい設備も解説

アパートの壁塗装をする3つのメリット

アパートの壁塗装をする3つのメリット

前章では、外壁塗装にかかる費用について述べましたが、実施することで得られる費用対効果も気になりますよね。
ここでは、アパートに外壁塗装を施すことで得られる、3つのメリットについて解説します。

外観向上で入居率アップ

外壁がきれいに整うと、物件全体の第一印象が明るくなり、募集時の見え方も良くなります。
色あせが落ち着き、清潔感のある外観になれば、掲載写真でも魅力を伝えやすくなるでしょう。
また、共用部と外壁の印象がそろうことで、管理が行き届いた物件として受け取られやすくなります。
その結果、内見前の段階でも好印象を持ってもらいやすく、候補物件として残りやすくなります。
外観の印象が整うことは、実際に現地を見てみたいという気持ちを後押しする要素の一つです。
さらに、募集資料全体の見え方も整いやすく、周辺物件との差別化にもつながるでしょう。

建物寿命と資産価値維持

外壁塗装には、見た目を整えるだけでなく、雨水や紫外線から建物を守る役割があります。
塗膜が外壁材を保護することで、日々の劣化を抑えやすくなります。
そのため、定期的に塗り替えをおこなうことは、建物を長く良い状態で保つうえで大切です。
早めに手入れを重ねておくと、下地への負担も抑えやすくなり、将来の修繕計画にもゆとりを持たせやすくなるでしょう。
また、修繕履歴がきちんと残っていれば、次の対応時期も整理しやすくなります。
こうした継続的な管理は、建物の寿命だけでなく、資産価値を保つ面でも役立ちます。

機能性塗料で省エネ対策

近年は、遮熱や防カビなどの機能を持つ塗料を選べる点も、外壁塗装のメリットの一つです。
遮熱塗料は太陽光の熱を反射しやすく、最上階や共用部の温度上昇を抑える効果が期待できます。
また、防カビ塗料や防藻塗料は、湿気の影響を受けやすい場所でも外観を保ちやすくなります。
このように、建物の環境や悩みに合わせて塗料を選ぶことで、快適性と美観の両立を図りやすくなるでしょう。
とくに、夏場の暑さや壁面の汚れが気になる物件では、機能性塗料を取り入れる効果が見込めます。
建物の目的に合った性能を選ぶことが、長く選ばれる物件づくりにもつながります。

▼この記事も読まれています
賃貸経営で注意したい入居者トラブルとは?具体的な事例や回避方法を解説

外壁塗装のタイミングは?

外壁塗装のタイミングは?

ここまで、外壁塗装の費用とメリットを解説しましたが、適切な施工時期もしっかりとおさえておきましょう。
最後に、塗装が必要な劣化サインと、最適な実施タイミングについて詳しく解説していきます。

代表的な外壁の劣化症状

塗り替えの時期を考える際は、外壁に出る変化を早めに見つけることが大切です。
たとえば、壁を触ったときに白い粉が付くチョーキングは、表面の劣化が進んでいるサインです。
また、線状のひび割れが見られる場合は、雨水の影響を受けやすくなる前に確認するようにしましょう。
色あせも、外壁の保護機能が弱まりはじめている状態として見られます。
さらに、目地のシーリングがやせたり傷んだりしている場合も、塗装を検討する目安の一つになります。
こうした症状を早めに把握できると、必要な工事内容を整理しやすくなるでしょう。

築10年が実施の目安

外壁塗装の時期を考える際は、まず築10年前後をひとつの目安にすると、計画を立てやすくなります。
ただし、劣化の進み方は外壁材や立地条件によって異なるため、定期的な確認を続けることが大切です。
表面の保護機能が保たれているうちに塗装をおこなえば、下地補修の負担を抑えやすくなります。
また、前回の施工時期や使用した塗料の耐用年数を記録しておくと、次の検討時期も見通しやすくなるでしょう。
そのうえで、長期修繕計画に塗装の周期を組み込んでおけば、資金準備や工程調整も進めやすくなります。
築年数だけで決めるのではなく、前回工事からの経過年数と、現在の状態をあわせて見ることが重要です。

計画時の注意点と周知

工事の時期は、入退去が重なりやすい繁忙期をなるべく避けながら、募集計画とあわせて考えることが大切です。
工事前には、足場の設置や作業時間、洗濯物への配慮などを入居者へ伝えておきましょう。
また、掲示物や書面の配布に工程表も添えると、工事期間中の流れを把握してもらいやすくなります。
事前の案内が丁寧におこなわれていると、入居者にも安心して過ごしてもらいやすくなるでしょう。
さらに、共用部の使い方や作業の流れも共有しておけば、日々の協力を得やすくなります。
点検後は早めに見積もり依頼を進め、発注から周知までを一連の流れとして整えておくことが大切です。

▼この記事も読まれています
賃貸経営における空室対策は?3つの対策を解説

まとめ

アパートの外壁塗装費用は、延床面積や施工範囲、塗料の種類、下地補修の内容によって変わります。
適切な塗装工事は、外観改善による入居率向上や建物寿命と資産価値の維持、省エネ対策にもつながります。
ひび割れやチョーキングなどの劣化サインを見逃さず、築10年を目安に計画し、入居者へ丁寧に周知することが大切です。

株式会社エムズの写真

株式会社エムズ

札幌市に根ざした長年の経験を活かし、迅速かつ誠実な賃貸管理サービスを提供しています。
アパマンショップ加盟店としての豊富な経験と、累計35,000件を超える仲介実績を基盤に、オーナー様の大切な資産価値を最大化するサポートをご提供します。
入居率96.1%という高い実績は、私たちがオーナー様そして入居者様双方から寄せられる信頼の証です。

■強み
・札幌市で20年以上にわたり賃貸管理に従事
・累計35,000件超の賃貸仲介実績
・家賃回収率99.9%、入居率96.1%、平均入居期間6年1ヶ月という高水準の管理体制

■事業
・賃貸物件の管理・運営
・不動産の売買・賃貸仲介
・貸事務所・貸倉庫の仲介